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教室業と行政書士

「教室業」という正式な言葉はありませんが、
自宅または会場を借り、なにかを指導することによって
お金を頂く業種のことを指します。

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古くは長唄の師匠、寺子屋の先生でしょう。
あ、古すぎましたね(笑) 
そろばん、習字、ピアノ、手芸、幼児の学習教室…
近年では、ヨガなど健康法、ネイルサロンも入るでしょう。
女性の活躍が目立つ業種でもありますね。

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しかしながら「業」としてやっていく以上は、
いくつかのリスク/トラブルがあります。

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実際に教室業をなさっている女性からお話をうかがうと
一番多いのは「欠席・退会」に関わるもの、
そして「会費(月謝)の滞納」といった
お金がらみのトラブルが上位を占めるそうです。

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月の途中で退会した場合、会費はその分返金せねばならないのか?
滞納がちな家庭があるが、どうしたら辞めてもらえるか?

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その他、自宅教室の場合に多いのは
近隣トラブルではないでしょうか。

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恒常的に他人が出入りする音や
話し声が気になるご近所さんもいること
指定場所以外への駐車、または物損事故の責任所在など
騒音と、自動車の問題が思い浮かびます

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起こりうるこれらの問題に対し、有効なのが「規約」です。

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ポイントは、教室業は、収益事業であるということ。
貴女の「収益」のために生徒・会員さんがここに来ている、というところです。
気持ち的には違和感が生じるかもしれませんが、
トラブルの予防と解決のためにはこの事実を避けて通ることはできません。

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但し、約束事を一方的に並べ立てればよいというのではなく、
各条項には妥当性が求められます。
公序良俗に引っかかりそうな極端な規定では、
別の問題を引き起こす危険もあるでしょう。

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行政書士はこのような規約の監修・指導を行うこともできます :-)
トラブルの未然防止に、一役買うことができるのですよ。

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行政書士 

林麗子

前職は広告デザイナー。27歳で結婚、29歳で離婚を経験。翌年再婚するも様々な問題に連続して巻き込まれ、法的知識の重要性を痛感する。 仕事と2人の育児の傍ら、行政書士試験に独学挑戦し2度めの受験で合格。平成24年夏に登録。 専門業務は離婚関係と契約書作成、相続(遺言書)。愛知県行政書士会所属。入国管理局申請取次者。

【行政書士・麗子の愛車はスイフトスポーツ。】
http://ameblo.jp/bell-ray/

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