190_70

若林かおりさん

入園・入学・進級・お引越し・・・
春からの新生活にはもう慣れましたか??
環境が変わると、お子さんやママの気持ちの上でも
多かれ少なかれ変化が生じるコトってありますよね。

そこで今回は、
好評連載中のコラム『ママ力UPコーチング』でもおなじみの
コミュニケーションコーチ・若林かおりさんにインタビュー!
子育てコミュニケーション術をアドバイス頂きます。

■新しい季節に意識しておきたい子育てアドバイスはありますか??

スタート時期はやることがいっぱい!周りの目もあって「早く慣らさせなきゃいけない」「○○しなきゃいけない」「○○やらせなきゃいけない」と親が頑張りすぎてしまいます。
でも、例えば入園時ならば、今までお母さんとずっと一緒に過ごしていた子どもにとって、“天地がひっくり返る”ぐらい大きな変化なので、「○○させなきゃ!」よりも心のケアの方に目を向けて頂きたいと思うんです。
教えること・導くことは大切ですし、親の愛情であり責任でもありますが、子どもを【見守ること】【気を配ること(観察すること)】【信じること】を大事にできるといいですね!
あれが出来る・これは出来ない・・・と目に見える部分に反応しがちですが、ソフトの部分というか、お子さんの『心』や『変化』に気を配ってあげると、お母さん自身も優しい気持ちでお子さんを見られるのではないでしょうか。

子どもの「出来ないところ」に反応しがちですが、「出来るところ」に目を向けることも心掛けたいです。「これは出来るのね!これは苦手なのね!」と、お子さんの反応を良し悪しで捉えるのではなく、『発見』することを楽しむというか・・・環境が変わる時はその『発見』を沢山できる機会でもあるので、それを見つけられる・耳を傾けられるよう努めると良いと思いますよ。

■心に余裕のある子育てを目指すものの、なかなか出来なくて…(苦笑)
ご自身はどんなことを子育てのモットーにされていますか??

小学2年生の長女と年中の長男がいますが、娘が3歳の頃まで子育てが辛くて仕方なかったんですね。「○○しなきゃ!」って肩に力が入りすぎていて、それが出来ないとダメな親だと自分を責めたり、どうして出来ないの?!って娘を攻撃したりして(苦笑)。

でも、コーチング(コミュニケーションスキル)に出会ったのをキッカケに、娘とのコミュニケーションを見直したら、彼女なりにすごく頑張っているのに親の色に染めようとしていた事で辛くなっていたんだなと気づいたんです。
親目線ではなく、“娘が見ている世界”を見ようと努めているうちに娘の気持ちに寄り添えるようになり、イライラした時なども「娘のことをちゃんと見ていた?理解しようとしていた?」と感じられるようになってからは子育てがラクになっていきました。

子どもとのコミュニケーションで心掛けているのは『子どもの話を評価しない』こと。
親って、良い話は素直に聞けても、嫌な話や悪い話を聞くと「どうしてそんな事するの?!」って言いたくなりますよね(笑)。それを繰り返していると、子ども達も都合の良い話しかしてくれなくなったり、多くを話してくれなくなったり・・・。
まずはどんな話も「そうなんだ~」と一旦は聞くこと。思ったことを伝えたりアドバイスをするよりも、子どもの言葉に耳を傾ける姿勢でいると色々な話を沢山してくれますよ!

■読者ママにメッセージをお願いします!

親として身につけたいのは、子どもに「やらせる力」ではなく、子どもを【信じる力】【待つ力】【受けとる力】なんじゃないかと思います。何かをしてあげる、よりも、子どもが発することを受けとる方が大事なのではないでしょうか。
自分の理想や思い描くように成長することを信じるのではなく、その子が持っているチカラを信じてあげたいですね。

あとは、子育てオンリーにならずに自分自身に目を向けるのもイイと思いますよ!日中は子育てのことは忘れちゃえ~♪ぐらいに(笑)。

◆若林かおり/コミュニケーションコーチ◆
(株)ナチュラル・コーチ代表取締役、育児支援団体『ママユメ』代表
目指すは、good motherではなく、good enough mother! 待望の娘が産まれて、幸せいっぱい笑顔いっぱいのママになる予定が、真逆のイライラママに。 自己嫌悪と、イライラを繰り返しているときに出会ったのがコーチング。 子育ては、ちょっとしたコツを身に付ければ何倍も子育てが楽しくなる!そんなちょっとしたコツを伝えている子育てコーチ。 1対1のコーチングセッション、イライラとの付き合い方メールセミナー、伝え方・コミュニケーションUPなどをテーマにしたセミナーを開催。

【自信がない!を解決するコミュニケーション術】
 http://ameblo.jp/coach-natural/

HP: http://natural-coaching.com/

編集後記

コミュニケーション術のプロとして、また、育児支援団体【ママユメ】の代表としても活動中のかおりさん。
以前は子育てだけでなく夫婦仲も上手くいってない・・・というか、口も利かない状態だったとか!!

=========================================================================

夫に自分を認めて欲しくて、以前は育児も家事も無理をして頑張っていました。NOを言えずにいたんです。
例えば、毎日ご飯を作っているのに、休日に出かけて疲れて帰ってきた時まではご飯を作りたくない。
でもNOを言えずに、怒って作りながら「その間に洗濯物たたんでよ!」と違うメッセージで作りたくない気持ちを伝えたりして。
そうして態度やイヤミで伝えながら「分かってくれて当然でしょ!」と思っていましたが、
分かりやすい言葉で伝えるように変えて、ちゃんと気持ちを伝えてみると・・・
自分が思っているほど夫は気にしていない事も多かった(笑)。
そのように思っている事やNOを言えるようになってから良い関係が築けるようになったんです。

=========================================================================

ありゃ。
食器洗いをしてくれないと、大きな音を立ててこれ見よがしに洗ったりしてるゾ・・・ やめなきゃ(笑)

子どもとの向き合い方もそうですが、そんな夫婦間コミュニケーションの話も面白かったですよ^^

「学ぶまでもないと思われがちですが、機会があればコミュニケーションを学ぶ場を作ってみては?」とかおりさん。
発見や幅を広げる意味でも、違うレベルで家族の話や周りの方の話を聞けるようになりそうです。

マンマ・コラム【ママ力UPコーチング】も参考になる話がいっぱいですので、ゼヒ読んでみて下さいね!!

<取材・文/編集長 野村綾乃>

記事一覧へ