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今回のまちは

揖斐川町【その1】

HP: http://www.town.ibigawa.lg.jp/

揖斐川子育て支援センターは福祉総合支援センター内にあります

広い遊戯室には大型遊具もいっぱい!

手作りの人形劇は子どもたちにも大好評!みんな夢中で観ています

東海エリア市町村の、子育てに関する取り組みを紹介する【うち・まち・こそだち】。

今回訪れたのは、岐阜県の北西部に位置し、滋賀県と福井県に隣接する揖斐川町。
平成17年に揖斐川町・藤橋村・坂内村・谷汲村・春日村・久瀬村の1町5村が合併し誕生しました。

毎年11月の第2日曜日には『いびがわマラソン』が開催され、全国・海外から集まった1万人のランナーが、紅葉や川を愛でながら町を駆け抜けます。さて、そんな豊かな自然に恵まれた揖斐川町ではどのような子育て支援が行われているのでしょうか?

 

広い遊戯室でのびのび!いくつもの教室でワクワク!

 

今回訪れたのは「揖斐川子育て支援センター」。町立の幼稚園だったという建物の、当時の遊戯室が子育て支援センターになっています。広々とした遊戯室は子どもたちが元気に走り回ったり、乗用玩具の車を乗り回したりしても安心。室内でのびのび遊ばせられるのはママにとっても嬉しいですよね。
その周りには、以前教室として使われていた部屋がいくつもあり、乳幼児が遊ぶ部屋・お昼ご飯を食べる部屋・サークル活動をする部屋・・・など、現在はこの部屋を上手く活用しているんです。
取材日は、地元ボランティアの皆さんによる人形劇も行われていました。その他にも、地域の方に託児ボランティアをお願いして子どもたちを預けてママたちは料理教室に参加したり、バレーボールやバドミントンなどのスポーツを楽しむこともあるそう。

こうやって様々な催しが開催されるのも、ここ揖斐川子育て支援センターの特徴のひとつ。初めて利用するママさんたちも、このようなキッカケがあると行きやすいですよね!
利用者は午前中が多め、午後は少なめということなので、「初めてで緊張しちゃう・・・」「たくさんの人は苦手・・・」そんなママさんは、まずは午後に遊びに行くといいかもしれませんよ。
ここへ来ることで、同じように悩みを抱えたママさん達と交流できたり、職員さんからアドバイスをもらったり、時には愚痴を吐き出したりして、帰りにはスッキリして帰るママさんも多いのだとか。

出前保育のひとコマ。各地域の皆さんもとても協力的で、地域で子育てを支えているのだそう

▲上地域別で色分け、シールで年齢分けされている名札。同じエリアや年齢同士だと仲良くなるきっかけになることも

「子育て支援センターへ行けば、相談にも乗ってもらえてリフレッシュもできる。だから行こう!そんな気軽に来られる、ホッとできる場所でありたい」と話してくださったのは、職員の今村さん。にこやかに優しく迎え入れてくれる子育て支援センターは、ママたちにとって心のオアシスになっているんでしょうね。

 

“出前保育”も積極的に実施!広い町内もきめ細やかな対応でサポート

 

1町5村が合併して誕生した揖斐川町はとっても広いです。
また山林や雪深い地域もあり、なかなか揖斐川子育て支援センターまで行けないという親子連れも多いそう。
「だったらこちらから会いに行こう!」ということで、出前保育も積極的に実施し、遠くに住む親子とのふれあいも大切にしています。

こんなに広い町内ですが、職員さんはどこの地域にどんな親子が住んでいるのかちゃんと把握しているんですよ!広いからこそ、心の通ったきめ細やかなサポートをされていると感じました。

積極的な出前保育の甲斐もあり、今では遠くからも多くの人が気軽に訪れるようになった揖斐川子育て支援センター。実は、町外の利用者も多いのだとか。それだけ親子にとって居心地の良い空間なんですね。

子育て中はどうしても家にこもりがち。悩みがあっても一人で悩んだり、ネットで検索してまた不安になったりすることもありますよね。そんな時は気軽に揖斐川子育て支援センターに遊びに行くと、きっとリフレッシュできますよ。

今村さん(手前左)、四井さん(手前中)、子育て支援課の高橋さん(奥右)、そして職員の皆さん

地域で子育てをサポートする体制づくり。高校世代まで医療費無料

 

「子どもは地域の宝です!」そう力強くお話しされるのは主幹の四井さん。ご自身も揖斐川町で子育てをし、地域の人たちに助けられてきたと言います。そして、この揖斐川町で子育てをして本当に良かったと感じているそうです。

進学や就職で町を離れる人もいますが、逆に揖斐川町に嫁いできたママさんもたくさん。慣れない土地での子育ては不安もあるものですが、地域のみんなでサポートし、子どもは地域の宝として大切にしてくれる優しさや愛情がこの町には溢れています。

子育ては一人でするものではありません。困った時には「困った」と言える環境づくりが大切です。ママたちの気持ちをしっかりと受け止めてくれる環境をつくることは容易ではありませんが、子育て支援センターでは地域との橋渡しをし、地域みんなで子育てに協力する体制を整えてくれています。困った時や悩んだ時、周りに味方がいることの安心感は、何物にも代えがたいですね。

また、揖斐川町としての子育て支援も手厚く、中でも驚くべきは“医療費が高校世代まで無料”!これはとても心強く、また町外の人には羨ましい支援ですよね。

揖斐川子育て支援センターにお邪魔してみて、職員さんをはじめ町民のみなさんが、子どもを・そしてママやパパをとても大切に思ってくれているということを感じました。なんだか心がとてもほっこりした取材となりました。

■揖斐川子育て支援センター
住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方193
電話:0585‐23‐1136
開館日:月~金曜(祝日・年末年始を除く)毎月第3土曜日
開館時間:9:00~16:00

 

次回は、親子で遊べる揖斐川町のプレイスポットをご紹介します。どうぞお楽しみに!

<取材・文>林 景子

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